2011年08月

2011年08月19日

新築トラブル2 Dの上司Jとの交渉 

先回の続きです。

さておいらはかなり不利な立場にありました。

というのも、既に土地の契約書(実際の価値より150万円高い)にはサインをしており、そして家の正式契約書の中の数字は正しいものだったからです。

つまりDは、詳細価格の必要ない土地の値段をポーンと上げ、詳細価格の必要な家の値段は正式なものとすることに成功していたのです。

おいらのフォーカスは、サインをしてしまった土地の契約書を破棄し、適切な値段の契約書に戻すこと。

しかし、これは思ったより困難でした。

というのも、Dの会社はそもそも建築会社であり、土地は売っていない。Dは、自分の会社とは別に土地を売る会社と結託して、この詐欺をはたらいていたのです。

だからDの上司、Jにこの話を持って行った時、Jから出た言葉は、

「弊社は、建築会社だから、土地の売買に関しては、一切の責任は持ちません」

でした。

はい出ました、オージーの決まり文句、客のトラブル解消より、まずは自分を守る。

「分かったからとりあえず俺の話を聞け」

一から詳細を上司Jに話しました。

Jの反応を見る限り、この詐欺は会社ぐるみではなく、D単独の犯行であることがわかりました。

まあ、会社ぐるみならもっとうまくやるでしょうしね。実際おいらも、会社ぐるみならこうするという案をいくつか頭の中でシミュレーションできたくらいですから、Dの単独犯だということは予想できていました。

Jには、後日、時系列のレポート20枚程度、おいらの話が真実であるという証拠の書類のPDF20程度を提出しました。

おいらはこのブログで簡単に書いていますが、本当はもっとずっと複雑な話。かみさんにはじめ日本語で話しても全く理解できませんでしたから。

でもDがどんなトリックを使ったのか、Jに理解してもらわないことには、話が進まないので、ありとあらゆる手段を使って説明しました。こういうとき英語力不足ってつらいです。。。

おいらはDと直接話はせず、全てJに任せました。

Jはその地域一帯統括のマネージャーだったので、Dはもちろんのこと、土地の業者に対しても発言力があったようです。

まずJが提案してきたのは、土地の業者が、30万円安くすると言ってきたがどうする?

おいらは「なんだその30万て?どこから出てきた数字だ?なぜおれが120万も負担しなければいけないんだコラ」と突っぱねました。

数日後、今度は「90万円安くする」とのこと。そして「これが限界だ」ともいってきました。

おいらは、「なぜ被害者が60万も負担しなければいけないんだ。俺は安くしろといってるんじゃない。ぼったくり価格を元に戻せと言ってるんだ。納得できない。こっちは弁護士に相談しているんだから出て行くところに出ていくぞ」とちょっと脅し。

実際おいらは弁護士に相談していましたから、本当の事です。。。

すると数日後、「分かった、150万円ひく。その代り、家は弊社から必ず買ってくれ」との連絡が。

おいらは、「分かったから早く新しい契約書を書け」

こうしてこの件はおさまったわけですが、Jからは「申し訳ございませんでした」の一言もなし。

「Are you happy with this?」

だけでした。。。信じられます?このカスタマーサービス?

その後Dはどうなったか???

いまでもその会社で働いています。Jになぜだ?と確認したところ、なんでも指折りのセールスマンだそうで、止めさせるのはもったいないとのこと。事件後、しばらく謹慎した後、あっさり復帰。

この、どあほうが、、、

詐欺が発覚してから解決するまで、1カ月〜1カ月半くらいかかったでしょうか。

寝るに寝れない夜を過ごしました。

でもまあとにかくぼったくられずに済みました。

しかし、トラブルはこれだけじゃ済まなかった。。。。

2011年08月18日

オーストラリアで新築を建てる時は覚悟が必要

オーストラリアで新築を建てる時は覚悟が必要

記憶が新しいうちに、家のことでも書こうかなと思います。

その前に。。。

おいらが家の事をブログに書くときはかなり辛口になりますが、ご了承ください。。。今でこそブログをこのように書く気になっていますが、当時はそれこそ心労で寝れなくなる日もあったくらいです。

悪いことは言わない。オーストラリアで新築の家を建てるのは止めた方がいいです。。。。

さて、タイトルで「オーストラリアで新築を建てる時は覚悟が必要」と書きましたが、一体なんの覚悟が必要なの?と思うかもしれません。

まずは、働いている人の仕事っぷりがかなり低レベルです。

はっきり言いますが、オーストラリアの建築会社で働いているオージーの仕事はかなりの確率でダメです。まずその確率から検証しましょうか。

おいらが家の契約を結ぶ時から、引き渡し、メンテナンスまで

セールスのD
Dの上司J
ギャラリーのN
同じくギャラリーのJ
建築スーパーバイザーのM
Mの上司A
メンテナンスのA
カスタマーコーディネーターのK
コンクリート屋のR
同じくコンクリート屋のP

と合計10人のオージーと関わっています。

この中で普通に仕事をする人って何人いると思います??
普通にですよ。別に良い仕事は求めてません。普通にです。

それは、

カスタマーコーディネーターのKだけ。

つまり10人中9人はダメ。確率90%。
Kも普通で良いわけじゃない。
ダメの9人のうち4人は、ダメダメでした。

どのようにダメだったのか?

まずは、セールスのDから行ってみましょうか。ちなみにDはダメダメ4天皇のうちの一人です。

タイトル「客に対して詐欺を働くDとそれを許す上司J」

ここでもちょっと書きましたが、

オーストラリアで家を買う時の注意点

どのような詐欺だったのか、もう少し具体的に説明します。

Dはパンフレットを作りました。
そこには、この家とこの土地で3500万円(価格は例です)と書いてあります。

しかし、実際の価値は、家と土地で3350万円しかありません。Dは150万円ぼったくるわけです。

どのようにしてぼったくるのか?

まず、パンフレットには、合計金額しか書かない。

そしてその家と土地に興味をもった客にこの合計金額をアピールする。
「この家と土地合わせて、3500万円はお買い得ですよ〜」と。

しかしDは興味をもった客に見積もりを書かなければいけない。
見積もりには当然ですが項目ごとに詳細金額が入っていなければいけないわけですが、Dは見積もりの中でいくつかの項目の金額を隠します。

つまり

1.この家のタイプ : 1800万
2.土地のならし代 : 合計金額に含める(隠す)
3.土地代 : 合計金額に含める(隠す)
4.カーペット代 : 60万円
5.
6.
......
合計 3500万円です。

と。パンフレットの合計金額と、見積もりの合計金額が合ってるでしょ!だからこの見積もりはあってますね。(あくまでも合計金額にフォーカス)

客もまあ、見つもりだし、合計があってれば問題ないか〜と思ってしまう。

よし、この土地と家を買います。とおいら。

そして次に土地の契約書がおいらの手元に来る。

ここで問題が発生した。
Dが土地の値段を教えないので、おいらはあらかじめその土地がいくらするのかを他の業者に聞いて調べたんです。

おいらが調べた土地の値段と、Dの値段、150万円Dの方が高い。

なんで土地が150万円も高いんだよとおいらはDに迫ると、、、

「心配するな。これはわざとだ。土地が150万円高い分、家から150万円引く。だから合計金額は変わらない」と詐欺師D。

「なぜそんなことをする?」
とおいら。

「客によっては、土地だけ買って家は止めたという客がいる。うちはビルダーだ。それでは全く儲からないから、土地の契約時に家の前払いを少しだけしてもらって客に逃げられないようにしているんだ。」とD。

とにかく合計は変わらない、変わらないとの一点張り。

怪しみながらもおいらは土地の契約書にサイン。(後から考えるとこれはおいらのミス。納得行かなければサインしてはいけない)

次においらがオプションを追加した家の見つもりが来る。
前にもらった見つもりとの違いは、オプションのみ。

またも合計金額はパンフレットと変わらない。

数週間後、やつの会社の別の部署が作成した家の契約書が来た。

家の正式契約書には全ての詳細金額が載っていた。

土地と家の値段の合計金額は変わらない。3500万円だ。

しかし何か腑に落ちない。土地の値段が上がった分の150万円がどこからも引かれていないのだ。引かれてないのになぜ合計金額が合う????

さておいらはここで逆算を行った。

契約書に書かれている全ての項目の金額を、やつがくれた見つもりの不明だった項目に当てはめた。

そうしたら、元々のパンフレットの3500万円という値段が150万円高かったことが判明。

おいらが行った計算をエクセルでまとめ、プリントアウトしてDの目の前に持って行ったところ、さらに新たな嘘が。。。

その嘘とは、

「いいか、このタイプの家の値段は、もともと150万円高い。しかし、見つもりの中には、家と土地を両方買うことを、前提として、150万円安く金額が入れてある。だから最初から既に150万円ひかれているから大丈夫だ」

さらにやつはその嘘に追い打ちをかける。

「この画面を見ろ。これがこのタイプの家の本当の値段だ。見つもりの中にある金額より150万円高いだろう」

確かに高い事をおいらは確認したが、おいらは、自分がだまされた事に絶対の自信があった為、その帰り道、80Km離れた場所のディスプレーホームに行って家の値段の詳細を聞いてみた。会社ぐるみで詐欺を働いている可能性があると思ったので、セールスマンと話をしたときは偽名を使用した。「台湾からきたリーです」と。。。

すると、意外な事が分かった。

家のタイプが一緒でも、輸送費とか地域ごとのスペックで建てる場所によって家の値段が違う。

おいらが詐欺師Dに見せられた画面の値段は、おいらが住んでいる街ではなく、さらにメルボルンから離れた場所でそのタイプの家を建てた場合のねだんだった。。。つまりDが言っていることは大ウソだったわけだ。

また80kmの道のりを戻りながら、考えました。さて、どうするか。

もうこれ以上Dとは話をしたくない。上司のマネージャーJに連絡を取った。

長くなったので続きは次回に。



2011年08月11日

CENSUS(センサス)とは?

CENSUS(センサス)とは?

オーストラリアに移住してから2回目のCENSUS(センサス)がありました。

CENSUS(センサス)とは、辞書で調べたら人口調査のことでしたが、たんなる人口調査とはちょっと違いました。

かなり個人情報に突っ込んだ事を聞かれます。

例えば、給料の額とか持っている車の数とか。

あんまり人口調査に関係ないんじゃないの?と思うような質問もありました。センサスはネットでもできますし、紙上でもできます。

不正がないように、事前に係員が家に来て用紙を一軒一軒配っていきます。そして回収も一軒一軒来ます。

もし、出さなかったりすると、罰金(最大110ドル)も科せられるので、結構厳しいですね。

人口調査といってもオーストラリア国民と永住権所持者だけでなく、学生とか観光で来ている人も含まれます。

たまたま会社の同僚が日本人のホームステイの女の子を一週間ほど受け入れていたので、その子の情報もCENSUSに入れなければいけなく、苦労したようです。

8月9日夜9時の時点でその家にいた人全ての情報を入れなければいけないということなので、赤ちゃんからお年寄りまで全ての人が統計されます。

厳密に言うと、アプトバックでキャンプをしている人とか、アボリジニの人とかは調査できないので、100%正確ではありませんが、まあある程度の精度をもった人口調査にはなるのではないでしょうか?

今回のセンサスはもちろんビクトリアだけではないので、日本人がどのくらいオーストラリアに住んでいるのかということも分かります。もちろん各州、各市、各町にどのくらいの日本人がいるのかもわかります。

おいらが住んでいる小さな町に日本人がどのくらいいるのか?

ちょっと楽しみですね。おそらくおいらの知らない、隠れ日本人的な人もたくさんいるのでしょうね(笑)。

2011年08月03日

新築への引っ越しに伴うトラブルその1:電話がつながらない

新築への引っ越しに伴うトラブルその1:電話がつながらない

オーストラリアでは何か新しい事をしようとすると、必ずトラブルが起きます。僕が今の家に引っ越したのは、もう2週間も前の事。

しかし、未だに家の電話がつながりません。

ここまで遅くなったのはわけがあります。

一つは、家のビルダー(建築会社)が電話回線を家につなげるのを忘れていたこと。本来であれば、住人が家に引っ越す前にテルストラ(日本のNTTのような電話会社)に連絡をしてやっておくべきところを忘れていました。ここで3日位の遅れ。

そしてもう一つはテルストラのトラブル対応の悪さ。これはテルストラというよりもオーストラリア人の体質にあるのかもしれませんが、悪いことは他の人のせいと決めつけ、問題をしっかりと見ようとしません。

トラブルがあるとの旨を伝えても、ちょろっと家の外の配線を見て、こちらは問題ない、家の中の配線の問題だろう。電機屋を呼んで直すようにとのメッセージカードを残して勝手に帰ってしまう。(家の中に人がいても声もかけない)

状況からして、確実にテルストラ内部の問題なのに、直さずに、お金の請求だけはしっかりとしていく。(後日これはクレームをつけられるそうですが。まあ、あたりまえですよね)

家の電話がつながらない。なので、ネットもつながりません。

ネットについては、便利な世の中になったもので、電話回線がいらない、パソコンに直でつなげ、モバイルのネット回線を用いてネットができるものがあるので、それを使っています。でも、この料金がバカ高い。

たった2週間ちょっとで130ドル(約1万円)も使ってしまいました。しかもめっちゃ遠慮してます。

早く解決してもらわないと、破産しそうです(笑)

サーパスさんへメッセージです。
数日前にメールを送りました。もし届いていなかったらまたコメント欄にでも連絡ください。